中堅・ベテラン社員の視点から、
ここで働くことのやりがい、魅力を伝えてもらいます。
また、後輩社員たちへの教育や、
新しく入ってくる人たちへのメッセージをうかがいました。
左:吉成、右:吉尾
左:吉成、右:吉尾
いろいろな経験をされてきたベテラン社員としてのこの会社で働く「やりがい」をお聞かせください。
私は営業をしておりまして、やりがいはいろいろありますが、私たちの仕事が社会に必要とされているんだなって実感できる時ですね。コロナ禍の時も、私たちの仕事は止まるわけにはいきません。
まさに社会のインフラに近く、生活の基盤を支えている重要な仕事をしているという自負があります。そこが、この仕事のやりがいですね。
そんなお二人は、日頃部下の皆さんにどんなことを指導されていますか?
いまお話ししたように、私たちは社会を支えているんだ、そんなプライドを持ちなさいと言っています。清掃というと社会的にはあまりイメージがよくないところもあるのかなと思いますが、とても重要な仕事で、もっと言えば日本人の美しい価値観を実現するために欠かせない仕事だと思っています。単に掃除するというだけではなく、快適な住環境提供するためのエンジニアだと、そういう気持ちが大切ですね。
私は、現場で指導している立場ですから、日常的なことを教えています。まずは挨拶が大事、そして安全対策と身だしなみ、こうした基本を徹底しています。1チーム、3〜4人くらいですので、こちらも教えやすいし、新人の皆さんも聞きやすいと思います。少人数だと、積極的に聞いてきますからね。
在籍が長いお二人ですが、この会社の歴史を見てきて、どんなところが変わったと思いますか?
この会社の変化に非常に驚いています。まさか新卒採用で人が入るとか、海外の人たち(技能実習生)と一緒に働くとか、まったく思っていませんでした。進化のスピードは、自分の想像をはるかに超えてしまっている感じですね。インドネシアに実習生の面接に行った時など、仕事で海外に行くなんて…いよいよ当社もこういうところまで来たんだなと思いました。
そうですね、新卒の人が初めて入社した時は、本当に感慨深かったです。 会社の利益が上がるのもうれしいですけど、それだけではなく内部的に大きな変化が起こっていることにワクワクしました。素晴らしい変化だと思います。
私たちの時代は、まだまだ怒鳴られて仕事を覚えるような古い職人の世界でしたからね。そんな環境ではなかったですね。確かに素晴らしい変化です。そもそもこうして吉成さんと「対談」しているということも、昔は考えられませんでしたものね(笑)。
南信ビルサービスで働いて、一人前になるために大事なことはなんですか?
一言で言えば、「向上心」ですかね。これをいつも持ち続けるのは難しいのですが…。
そうですね、どこでもどの業種でもそうだと思いますが、「やる気」が自身の成長につながりますからね。確かにその「向上心」や「やる気」の継続がなかなか難しいのですが…。一通り現場に慣れるとモチベーションが下がりますから、次の段階へ楽しくステップアップできるよう、教えるようにしています。
吉成さんは、スタッフから人望も厚いし面倒見もいいから、すごく頼られていますね。私はそうでもないかな(笑)。褒めて上手に育てるとか、やる気を引き出すとか、あまり得意じゃないかもしれません。私の場合、当社の仕組みに頼っている部分があって、こういうことを継続すると評価に連動して成果につながるんだよと、仕組みの解説をしてあげてやる気を起こさせている感じですね。そうしたルールができたので、苦手な私でもできる、という気がしています。
いまのお二人の課題とチャレンジは?
課題は、事業規模が急速に拡大して、それに伴って人手が足りていないこと、労働力の確保ということが大きな課題です。結局それで残業時間が長くなったりして、世の中の流れに逆行しているところですね。それを克服するために、採用チームというプロジェクトを立ち上げています。いま、頑張ってくれています。
私の課題は、新しく入ってきた人を早く責任者のポジションになれるように育てることですね。各人のどこを伸ばして、どこを引き出そうか、このあたりは吉尾さんにも相談に乗ってもらっています。
ズバリ、この会社の魅力とは?
「人」が最大の魅力と思っています。ほんといい人たちばかり。上司も部下も、この会社の人がみんな好きって、なかなかないですよね!これから新しく入ってくる人たちも、きっとすぐに共感できると思います。
魅力はこの会社には「チャンス」があるということですね。
事業規模が急速に拡大しているので、キャリアアップしやすい。逆に言えば上のポストが足りていないのが現状です。自分の力を発揮したい人には、すごくチャンスのある会社だと思います。会社として、性別や学歴に関係なく、若い人からアイデアなどをどんどん取り入れていくという体制です。大きな組織の中で、力を発揮しきれない環境よりも、発揮したらそのぶん認められやすいという環境ですので、どんな人にもチャンスがあると思います。
南信ビルサービスには、どんな人が向いていますか?
私はとにかく「素直な人」がいいですね。それぞれ個性があって、不器用でもコミュニケーションが苦手でも、それはいいと思います。ただ、いろんなことに対して素直に一旦受け止める、人の話をしっかりと聞ける人が向いていると思いますし、そんな人が実際成長しています。
現場の人間としては、とにかく「元気な人」がいい。作業を覚えるのが遅くても、大きな声で挨拶できる人がいい。教えていても、教えがいがあります。実習生たちは最初照れ臭くて消極的でしたが、いまはしっかり挨拶ができるようになって、頼もしく成長してくれています。
最後に新卒者に向けて、メッセージをお願いします。
吉尾さんも言っていましたが、当社ではやる気次第で、他の会社に比べて上の立場に早くなれると思います。現場は少人数でのスタートなので、マンツーマンのように聞きやすく覚えやすい環境です。そして、人と話すのが得意じゃなくても、ここで働けば楽しくも頼もしい先輩がいるから、自分から話しかけられるようになります。仕事も心も、成長を実感できますよ。
吉成さんが何度も言っているように、お客さまから感謝される、「ありがとう」「きれいになったね」という具体的な言葉を直接いただける、とてもいい仕事だと思います。社会にも求められ、いま成長を続けている会社なので、ぜひ仲間になって、一緒に社会の役に立っていきましょう。
私はマンション、ビルの清掃などの定期清掃作業をメインにやっています。当社での「やりがい」は、新人の頃もいまも変わりません。仕事を済ませて、お客さまから「きれいになりました!ありがとう!」この一言が一番の「やりがい」ですね。疲れも吹き飛びます。